I'm curious about... -コレが気になる-

技術系サラリーマンの生活実験

書評

【書評】3年の星占い 魚座2018-2020 著:石井ゆかり

占いを信じる、信じないは人それぞれだと思うのですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか。自分を工業系のエンジニアであると自覚している私は、結構占いってバカにならないと思っています。 3年の星占い 魚座 2018-2020 作者: 石井ゆかり 出版社/メーカ…

【書評】最後の不良 著:小川 哲 Pen2017/11/1号掲載

泣ける。そんなお話でした。 別に、実際に涙を流すわけではないのです。が、心にしんみりとくる何かを感じ取る瞬間があると思います。そういう時を「泣ける」と表現してもよいのではないでしょうか。 Pen (ペン) 2017年 11/1号 [映画・小説・マンガの名作か…

【書評】鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ 著:川上 和人

「HONZ」などの書評でオススメされていた本書。知的好奇心をグイグイ刺激してくる、大変面白い書籍でした。今回の書評はある意味で大きなネタバレを含んでいます。ネタバレ無しで本書を読みたい方はご注意下さい。 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ…

【書評】マイナス・ゼロ 著:広瀬 正

1970年に刊行された本書。国産のSFとして大変評価が高いと知ってはいたのですが、読んでみて納得。休む間も無く一気に読んでしまいました。もっと早く出会っていたらと思わせる傑作でした。 マイナス・ゼロ (集英社文庫) 作者: 広瀬正 出版社/メーカー: 集英…

【書評】後は野となれ大和撫子 著:宮内 悠介

日本SF大賞の受賞暦がある宮内悠介の著書は初めてです。Facebookのタイムラインで本書を知り、Kindle版ならすぐに買えるので購入。その日のうちに読んでしまいました。 あとは野となれ大和撫子 (角川書店単行本) 作者: 宮内悠介 出版社/メーカー: KADOKAWA /…

【書評】ハイペリオン、ハイペリオンの没落 著:ダン・シモンズ

俺は傑作を読んだ!確信させてくれる作品でした。 ハイペリオン(上) 作者: ダン・シモンズ,酒井昭伸 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/08/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (15件) を見る ハイペリオン(下) 作者: ダン・シモンズ,酒井…

【書評】あなたの人生の物語 著:テッド・チャン

正月休みの間に読んだ小説で、特別感動を覚えたのが本書です。 あなたの人生の物語 作者: テッドチャン 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/09/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る SFがメインの短編小説集で、どれも面白く読めた…

【書評】老人と宇宙(そら) 著:ジョン・スコルジー

面白かったので2度、3度と読んでしまう小説ってあると思います。最近また読み返して大変楽しめたのが、この「老人と宇宙」です。シリーズ4部作(一応5巻もあるのですが、それは別にいいかなという感じです)のSF戦争小説シリーズで、分別のついた大人向けの娯…

【書評】アンドロイドの夢の羊 著:ジョン・スコルジー

この前読んだ「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をオマージュとしたタイトルの本書。著者のジョン・スコルジーの本は以前に「レッドスーツ」を読んでおり、大いに笑ったのを覚えています。「スタートレック」シリーズなどが楽しめる人であれば大いに「…

【書評】アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 著:フィリップ・K・ディック

書店のポップに「映画より面白い」と書いてあったので、読んでみることにしました。 アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(ハヤカワ文庫 SF) Amazon.co.jp 本書は、SF映画のファンであればほとんどの人が見た事があるであろう、「ブレードランナー」の原作に…

【書評】サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠 著:ジリアン・テット

本書のこの紹介記事を読んだ時、私の注目を引いた一文を引用します。 「うちには35個のソニー製品があるが、充電器も35個ある。それがすべてを物語っている」と幹部が自嘲する状況に陥った。 これを見て、読まずにはいられますまい。 Amazon.co.jp: サイロ…

【書評】3001年終局の旅 著:アーサー・C・クラーク

SF映画の金字塔として、「2001年宇宙の旅」を上げることは許されると思うのですが、それなりにSF小説を読む方でなければ、原作は読んだ事が無いのではないでしょうか。 アーサー・C・クラークは、著名なSF小説家ですが、同時に人工衛星をリレーして通信を行…

【書評】スタンフォードのストレスを力に変える授業 著:ケリー・マクゴニガル

自転車に乗る事を趣味にしている私ですが、そもそもスポーツをすること、そしてスポーツとして自転車に乗るという行為は、冷静に考えるとかなりの「ストレス」を伴う行為です。 ロードバイクの場合は、長時間陽射しや風にさらされますし、シクロクロスでは容…

【書評】ふわふわの泉 著:野尻抱介

先日読み終えた「バビロニア・ウェーブ」が受賞している星雲賞つながりで、Amazonでおすすめに上がってきた本書を読みました。短めでテンポが良すぎてあっという間に読んでしまいました。Amazon.co.jp: ふわふわの泉 電子書籍: 野尻 抱介: Kindleストア予備…

【書評】バビロニア・ウェーブ 著:堀晃

「光」は「側面」から「見る」ことができない。それがたとえ強力なエネルギーを持っていたとしても。 Amazon.co.jp: バビロニア・ウェーブ (創元SF文庫) 電子書籍: 堀 晃: Kindleストア AmazonのKindleポイント還元セール対象となっていたのもあり、前から気…

【書評】旅のラゴス 著:筒井康隆

SF小説好きを名乗っておきながら、お恥ずかしい事に筒井康隆の著書は読んだ事がありませんでした。 旅のラゴス (新潮文庫) | 筒井 康隆 | 本 | Amazon.co.jp 読んでいなくても名前は知っている大家ですし、故今敏監督のアニメ映画「パプリカ」の原作である事…

【書評】阪急電車 著:有川 浩

有川さん、「ニシキタ」やない、「キタグチ」や。 先日、以下の記事を読みました。 gendai.ismedia.jp 内容は全く同意で、楽しみを作ってくれる人にお金を払う事はいい事だと常日頃考えています。 有川浩さんの著書は実はまだ読んだ事がなかったのですが、妻…

【書評】星を継ぐもの 著:ジェイムズ・P・ホーガン

小学校の時の読書感想文の宿題が好きだった人は、かなり少ないと思います。 大人になってから読書感想文を考えた時、「この本のこういう所が面白かった。君も読んでみなよ!オススメ!」という、観点で書けたらきっと楽しく書けたんだろうな、と気付きました…