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I'm curious about... -コレが気になる-

技術系サラリーマンの生活実験

【自転車実験室】オーバーホールの実施 〜2016-17シーズンのシクロクロスに向けて

そろそろシクロクロスの2016-2017シーズンの日程が見えてきて、具体的に準備を進める時期がやってきました。2016-2017シーズンでC3への昇格を目指す私の準備第一弾は、バイクをオーバーホールする事からです。

 

オーバーホールは、ショップにお願いする方法と、自分で実施する2通りがあります。願わくばショップに依頼するのがベストだと思いますが、自分の機材の状態を自分でしっかり見ておくのも重要だと考え、今回は自力でのオーバーホールです。NIPPO ヴィーニ・ファンティーニのジュリアーニ監督も落車の原因の一つに、ライダーがバイクコンディションの最終チェックが出来ていない事を上げ、「自転車のメカニックトラブルは言い訳でしかないからです──。」と言っていますし。

cyclist.sanspo.com

 

さて、実際にオーバーホールを実施してみて気づいたことを整理して、来シーズン以降に活かすためにもここに記録したいと思います。結論として今回は、「自宅でできるところまで分解し、大掛かりな作業はレンタルピットを利用する」という方法を取りました。

 

■作業場所

分解の大半は自宅で実施できますが、完全にバラすのと組み付けはレンタルピットを利用しました。名古屋にはCultureClubという自転車整備のレンタルピットがあります。

cc-ngy.com

こちらは利用料が¥5,000/dayです。これを高いと取るか安いと取るかですが、私は十分な価値があると考えています。理由としては、

・高価な特殊工具が使える

ChrisKingのBBツールやエアーツール、トルクレンチなど、個人で買うには高価だし、普段は頻度が低い工具を使うことができます。

 

・部材がすぐ調達できる

ワイヤ類やワイヤエンドなど、細かい部材の買い忘れがあった時にその場ですぐ調達できるメリットがあります。自宅で組み付けしている時に部品が足りなくて作業が進まなくなるイライラから開放されます。

 

・ケミカルが安心して使える

自宅が狭いので、普段はケミカル類の使用は気を使います。スプレー類の匂いは家族から文句が出ますしね。

 

・不燃ゴミの処理が楽

廃棄するチェーンやワイヤ類を処分してもらえます。何気に自宅だと面倒な部分です。

 

・カフェ併設

これはCultureClubならではのメリットですが、お腹が空いたらすぐ併設のカフェ、「Pine Fields Market」で食事ができます。コッペパンはもちろん美味しいですが、個人的にはラムレーズンチーズケーキがヤバい。美味し過ぎて語彙力が下がるくらいヤバい。

instagram.com

■分解

今回、自宅では

STI

・前後ブレーキ

・前後ディレーラ

・ペダル

まで分解し、それぞれ洗浄と注油を実施しました。作業時間がかかる物を先に片付けるようにしています。

本当はクランクセットとスプロケットまで実施したかったのですが、時間が足りなかった事、比較的作業時間が短い項目なのでレンタルピットに回す事にしました。

 

■組み付け

洗浄の工程は省きます。私が実施した組み付け手順は以下の通りです。

1.サドル、シートポスト

 メンテスタンドで作業がしやすくなるためです。

 

2.フロントフォーク、ステム、ハンドル(仮組)

3.前後ホイール

 クランク周辺の組み付けや、フロントフォークの本組みで安定して作業できるように前後のホイールが付いていると作業がしやすかったです。

 

4.STIレバー

5.フロントブレーキ、ワイヤ

 フロントフォークのガタを取って本組みするのに、フロントブレーキが組み付いていると作業がしやすいため、まずフロントブレーキを組み付けています。

 

6. フロントフォーク(本組み)

 フロントブレーキを握って、フォークのガタを確認しながらヘッドキャップとステムのコラム側のボルトを閉めて本組です。クロスシーズンはカーボンフォークを使用しているので、トルクレンチを使用しています。

 

7.リアブレーキ、ワイヤ

8.BB

 今回、BB組み付け後にChrisKingのBBグリースインジェクタツールを使用しました。

instagram.com

これ本当にイイです。レースになると毎回バイクをジャブジャブ水洗いするので、ベアリングにグリスが注入しやすいのは利点が高い。今シーズンは頻度を上げたいと思います。

 

9.クランクセット

10.フロントディレーラ

11.フロントディレーラワイヤ

 チェーンを掛ける前にワイヤを組み付けて、ディレーラをアウタに引けるようにしておきます。チェーンの長さを決めるためです。リアはトップに掛けておけばよいので、まだワイヤリングしなくてもいけます。

 

12.リアディレーラ

13.チェーン

14.リアディレーラワイヤ

15.前後変速調整

16.バーテープ

 合間に細々した作業は入っていますが、変速機調整までで実働およそ6時間弱でした。今回は後に予定があったので切り上げ、バーテープは帰宅してから巻きました。サドル、バーテープはfi'zi:kに統一しています。本当はシューズもfi'zi:kにしたいけど予算の都合でまだ...

 

 完成したバイクがこちら。

組み上がるとテンションもアガりますね!

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オンロードライド用に今はロードタイヤですが、これにクロスタイヤを履かせれば完成です。今シーズンは大幅な機材の変更点として、フロントディレーラを上引きにして、ワイヤのトップルーティン故の滑車を外し、チェーンリングを46t-36tに、クランクアーム長を170mm⇒175mmにしました。思うところあってのセッティングで、実験結果は別途報告したいと思います。

 

後はどうやってトレーニングの時間を確保するかが一番の問題点ですね!

 

- Bike spec -

Frame : Sycip Designs custom CX

Fork : Enve Composite carbon CX fork

STI & RD : Shimano 105-5700

FD : Shimano FD-CX70-B-T

Crank set : Shimano FC-CX50 175mm

Pedal : Shimano XTR PD-M970

Brake : Paul Component Mini-moto&Touring Canti

BB : ChrisKing

HeadSet : ChrisKing NTS – Mango –

Rims : Velocity A23/A23OC 28H

Hubs : Shimano DULA-ACE HB-9000/FH-9000

Spokes : Philwood straight #14

Handle : SimWorks Misirlou Bar 430mm

Stem : Thomson X4 80mm 0°

Saddle : fi'zi:k GOBI M3 k:ium

SeatPost : SimWorks Beatnik