【逸品紹介】FABER-CASTELL Perfect Pencil
みなさん普段の筆記具は何をご使用でしょうか。
私はボールペンは三菱のJETSTREAMを愛用しています。なんといってもそのなめらかな書き心地にストレスを感じず、まさにスラスラ書ける、傑作だと感じています。
同じく筆記具として愛用しているのが、なんといっても「鉛筆」です。今使っている鉛筆がだいぶちびてきたので、新しい鉛筆を買ってきました。それが今回のエントリのタイトルで紹介したい、FABER-CASTELLの「Perfect Pencil」であります。
パーフェクトペンシル - パーフェクトペンシル - 筆記具 - Graf von Faber-Castell
ちびてきた下側は印字も剥げてしまいました。今回東急ハンズには黒しか在庫がありませんでした。
私が愛用しているのは、何年も前に妻がプレゼントしてくれた「Perfect Pencil UFO」です。「Perfect Pencil」は、消しゴム付き鉛筆とキャップがセットになったもので、鉛筆を交換してキャップは長年使い続けて来ました。交換用鉛筆の取扱い店が少ないのが玉にキズ。
クリップ付きのこのキャップが特徴的で、中に鉛筆削りが仕込んであります。
2段階の削り分けが可能。愛用してます。
【DIY】10.8Vのススメ
私の趣味の一つに、DIYがあります。主にSPF材と呼ばれる安価な住宅用構造材を使って、収納家具を作ったりしています。
・軽い
・仕舞寸法が小さい。
・バッテリが安い
・充電式掃除機とバッテリを共用できる。
◾️悪い点は無いのか?
・家庭用コンセントのAC100Vで使えるドリルと比較すると高い。
・ドリルは買わなくても実はレンタルできる
・ブラシレスモーターでは無い
【資格試験】基本情報技術者と応用情報技術者
そこで私が考えた短期的な対策が、
専門外の国家試験に合格する
◾️結論
組み込み系ハードウェアエンジニアは、情報処理試験を受験した方が良い。
◾️理由
・ソフトウェアエンジニアの業務内容への理解が進む
・プロジェクトマネジメントの基礎が学べる
・専門外の知識も、必ず自分の専門知識とつながる
◾️試験の内容について
・応用情報技術者に必要な知識は、実務を動かすためのもの
・記憶力も考える力も必要
・仕様書を読む力が試される
【映画評・ネタバレあり】オデッセイ 監督:リドリー・スコット
公開が終わるまでにどうしても見に行っておきたかった「オデッセイ」、大満足でした。猛烈に密度が高い原作のどこを削り、どこを映像化するのか、流石リドリー・スコット。ハズす時もあるけど、SF映画でハマると本当に見事な仕上がりでした。もうリドリーはSFだけ撮ってたほうがエエんちゃうかな。
【DIY】SPF材を使った木箱の製作
以前に紹介した我が家の木箱、妻から追加生産の要請がありましたので、休日を利用して作業に取り掛かります。
【書評】ふわふわの泉 著:野尻抱介
【書評】バビロニア・ウェーブ 著:堀晃
「光」は「側面」から「見る」ことができない。それがたとえ強力なエネルギーを持っていたとしても。
Amazon.co.jp: バビロニア・ウェーブ (創元SF文庫) 電子書籍: 堀 晃: Kindleストア
AmazonのKindleポイント還元セール対象となっていたのもあり、前から気になっていた本書、「バビロニア・ウェーブ」を読みました。まさに「ハードSF」と呼ぶにふさわしい内容だし、そのスケールのデカさが私の琴線にグイグイくる内容でした。
あらすじはAmazonの紹介文に書かれている通りなので、それ以上の内容が知りたい場合はぜひ本書を読んでいただきたいのですが、「2001年宇宙の旅」のアーサー・C・クラークの著書などに面白さを感じる方であれば間違いなく楽しめる内容だと思います。
ハードSFを読むと毎回著者の想像力の広がりに驚かされ、自分の世界の狭さを思い知るのですが、今回も猛烈にその感覚を覚えました。特に、主人公である宇宙飛行士の「マキタ」は、その生い立ちから作中の物事について他の登場人物と違う感覚、違和感を感じるのですが、そのマキタが感じている違和感が、かえって読者である私にリアリティを感じさせるのです。マキタの感じる違和感は、「地球人」であれば感じられないもののはずですが、不思議と自然に納得できて、この感覚は何なのだろうと私が違和感を感じるのでした。
私は、これが「ハードSF」の面白さだと考えています。「ハードSF」は、私の解釈だと科学的に正しいと考えられるアプローチで、今あり得ない未来を想像するものです。今の世界と地続きであると思われるのに、驚きと違和感を与えてくれる面白さ。
大切なことは目に見えないものなのに、「観測できないものは無いのと同じ」と人間は考えてしまいがち。でも、その目に見えない物も向きを変えたり何かを投げ込んでみると、その反応から存在が観測でき、「有る」ということが認識できる。「あり得ない」と切り捨てる前に、自分の観測方法を変えてみるという思想を常に持ちたいと思っている私としては、それを示唆する内容であるとも感じました。
著者はあとがきで作中の「未解決問題」は収集がつかなくなるのでそのままとした、とありますが、この「未解決問題」は読者それぞれの想像力で補われるべき問題だと思います。ハードSFが好きで、まだ未読の方にはぜひおすすめしたい傑作でありました。是非どうぞ。