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技術系サラリーマンの生活実験

【レースレポート】東海シクロクロス2017第3戦 ふれあいパークほうらい C4B

前回11/12の各務原アウトドアフィールドであまりの走れなさに閉口した私でしたが、その日から気分が全体的にアガってきて、好きな事に挑めると全てにおいて調子が良くなる事を感じました。シクロクロス、大好きです。

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Photo by kikuzo

さて、今シーズンは基本東海シクロクロスのみ参戦と決めた私には第2戦となる新城ステージ「IRC Cup」がやってきました。レースへ向けて少しでもやれる事をやろうと、今できる範囲で準備して挑みました。

 

◼︎レース当日

AM5:15に名古屋をでて、新東名で新城を目指しました。途中息子のトイレ休憩を含めても6:55に到着。ロス含めて時間が読み通りだったのが気分が良かったです。昨シーズンから続けている、固形物の朝食は摂らず、スポーツドリンクと水をトータル2L以上、あとはゼリー飲料でレース開始まで持たせました。前日に会社の忘年会でパエリアを作り、しっかり食べたので炭水化物の補給は十分でした。

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バーベキューおじさんの本領発揮inリトルワールド

 

レース前に飲む水分量の調整でほぼ決まった時間にお通じがあり、胃も腸もカラッポで保水量はタップリでレースに挑みました。

 

朝の試走は妻の試走時間も確保するため短め。妻はCL3なので昼の試走も可能なのですが、C1ライダーとキッズが混走しているのが怖いらしく、昼の試走はしないと決めていたようです。

 

今回アップは会場である「ふれあいパークほうらい」のゲートから駐車場の上りを往復してみました。シャカシャカ漕いだのですがあまり心拍が上がらずアップ不足な感じでした。次回からはやっぱりローラー台でアップにしたい。

 

◼︎実際のレース

レース開始前の気温が微妙で、ノーグローブだと指先が寒く、結局ウインターグローブとアームカバーをしました。インナーは前回の反省もあってノースリーブに。結局指切りのグローブにしておくべきでした。

 

今回はボディNo.9でセカンドロー。第一コーナーは狭い舗装路で落車が怖い。うまく前が空いたら前へ出て、無理な場合は第一コーナーを抜けてから頑張る事にしました。

スタート後第一コーナーは安全にこなして、舗装路から芝区間に突入した時は7番手に。そこから精一杯走るも特に見せ場はなく、ズルズル順位を下げて結果としては13/38位(38%)とイマイチ振るわない結果となってしまいました。

 

今回は自分の中で良かった点と悪かった点がくっきり分かれたレースでした。

 

◼︎良かった点

シケインはだいぶ上手くなってきた

今回もまあまあ上手く越えれていたように感じています。少なくともシケインの進入で焦ることはなくなりました。

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Photo by kikuzo 

kikuzo氏の写真を見ても、胸をはって走れているし、視線も前を向いています。

 

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Photo by kikuzo

後ろから見ても背筋が伸びています。私の自転車は結構重たいのですが、終始姿勢を崩さずシケイン超えができました。乗車が下手な自覚はあるので、シケイン後も焦って乗車しようとせず、ランで速度を乗せてタイミングが決まってから乗車するように心掛けました。直線では前の走者に離されましたが、シケインだけは距離を詰める事ができました。今回は6周回とも今のレベルでは及第点だと思っています。

もちろん上のカテゴリに進むためにはより上手く、より早く越える必要がありますが、全然ダメなレベルよりは先に進んだ事を自分で認めたほうが練習の励みになります。

 

 ・飛び乗りも上手くなってきた

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Photo by Satokichi

友人が撮ってくれた、野球場からの階段を越えた直後の飛び乗りの瞬間です。ちゃんと両足が地面から離れています。前回のレースから飛び乗りも練習していたのですが、効果が出ました。

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ごく一部で話題のPVC製水道管で作ったシケインです。接着不要で簡単に組み立てられます。河川敷でC2ライダーの友人に追い立てられながらせっせとシケイン越えの練習をしました。間違いなく効果が出たので今後も練習は継続します。

 

 ◼︎悪かった点

・野球場側のコーナーでビビった

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コース幅が広く、直線で抜きどころが多い「ふれあいパークほうらい」。コーナーで速度を落とさず、次の直線につなげる事が重要なのはわかっていましたが、スリップダウンが怖くコーナー進入で減速しすぎました。当然立ち上がりが遅くなるのでその分一生懸命漕ぐ必要があり、消耗しました。ジャージはもう一着持ってきていたので、試走の時にスリップダウンを恐れず速度をつけて曲がり、タイヤの限界点を確かめておくべきでした。コーナリングだけはレース後半で速度が上がってきたので、慣れでもうちょっと早くコーナーをこなせたはずです。試走の過ごしかたが下手でした。試走はゆっくりコースを確かめながら走る、という意見も聞きましたが、私には一度はレーシングスピードでコーナーの限界を確かめる走りが必要そうです。

 

・踵がつま先より下にある!

まだしっかり理解できていないですが、本来踵が大きく動くペダリングは、「アンクリング」と呼ばれパワーロスが大きい良くないペダリングの例として上げられるはずです。

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Photo by kikuzo 

 写真を見ると、左足と右足の角度が80°くらい違います。

踏む時は踵が下がり、引く時は大幅に踵が上がっていることになります。ペダリングで激しく足首が動いている事になり、パワーロスが大きそうだし、単純に足首に良くなさそうです。確かに今まで悩んでいたのですが、いまいちクランクに力が伝わっていない感じがしていたのです。サドルが低すぎるのでしょうか。次への課題になりました。今のハンドリングは気に入っているので、ステムやブラケット位置を変えずにまずはサドル側でポジションを見直してみようと思います。

 

■まとめ

リザルト

出走:C4B

順位:13/38位(38%)

タイム:32:51(+1:34)

 

・試走時間の配分を良く考え、レーシングスピードでのコーナー進入も練習する。

ペダリングは課題。ポジションの調整と練習が必要。

 

◼後記

正直私の結果は振るいませんでしたが、当日CL3で走った妻は前半から積極的に前にでて、3位入賞を果たしました。レース前から「表彰台に乗れる気がする」と言っていたのですが、本当にその通りになりました。

我が家は妙に東三河に縁があり、新城市もその一つ。妻によると「パワースポット」である新城市でのレースは楽しみにしていたらしく、結果も出て本当に嬉しそうでした。

今回の結果で気持ちが盛り上がったのか、「出ない」と言っていた次戦の「ワイルドネイチャープラザ」もエントリーすることに。CL3で1位を取るまではCL2では走らないそうですが、次回も楽しみです。

 

また、大事なことだと思うのですが、「IRC Cup」だった今回、参加者には「BUCYO COFFE 」で使える飲食券が¥1,200分も参加費に含まれており、エントリー費だけで食費までまかなえてしまうという大判振る舞いでした。¥1,200もあれば「BUCYO COFFE 」ではパスタ2玉+プロテインが買えてしまいます。レース後に腹ペコでも満たされる分量が食べられるので、食事の心配がありません。今回は事前に用意していく食べ物が少なくて済みました。ホスピタリティの高さから、初めてシクロクロスに参戦してみたい方にもってこいのレースだと思います。

 

詳細は別の機会に書くつもりなのですが、シクロクロスシーズンが始まってからトレーニングをする気力も湧いてきて、少しずつ効果が見え始めているし、生活自体にもハリが出てきました。「金が無い」「時間がない」など色々言い訳したくなるわけですが、全くやりようがないわけでは無いと気持ちが切り替わってきました。好きなことをやっていると全てにおいて張り合いがあるので、シクロクロスは今後も続けて行きたいし、続けるための工夫をしていきたいと改めて感じました。

 

次回は特別楽しみにしている「ワイルドネイチャープラザ」。時間はわずかですが、可能な限りのトレーニングを積んで挑みたいと思います。