【逸品紹介】【下ネタ注意】Panasonic ボディトリマー ER-GK60
【書評】鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ 著:川上 和人
「HONZ」などの書評でオススメされていた本書。知的好奇心をグイグイ刺激してくる、大変面白い書籍でした。今回の書評はある意味で大きなネタバレを含んでいます。ネタバレ無しで本書を読みたい方はご注意下さい。
世間一般には謎が多い鳥類学者。その生態を明らかにした職業解説書、というか著者の自分語り(武勇伝)な書籍なのですが、猛烈に面白いのです。おじさんの武勇伝は酒の席でなくても(恐らく)1番ウザがられる種類のネタだという認識なのですが、これはお金を払う価値のある武勇伝でした。
著者の川上和人氏は、東京農業大学卒業の農業・自然科学のエリートである農学博士。小笠原諸島を専門とする研究者です。果たしてそんな著者から一般書としてどんな話が語られるのかと読み始めたのですが、前書きの段階で嫌な予感、というか違和感、というより親近感?を感じ始めました。
地方の三流工業大学卒業の私がエリート相手に勝手な親近感を抱くのも失礼な感じですが、本書の比喩表現は、漫画、アニメ、バイク、映画等、猛烈なオタク臭を感じさせるものでした。
著者は1973年生まれ、「少年ジャンプ黄金期」と呼ばれた1980年代に少年時代を過ごしており、モロに影響を受けた作品へ、執着とも言える愛を感じます。元ネタがわかる表現もあれば、流し読みしてるとスルーしてしまうようなネタもあり、個人的には著者の挑戦を感じてしまいました。
というわけで、本書についての個人的な調査結果が以下の通りです。
私に検出できるかぎりなので、大いに不足があると思われます。これ以降の調査は有志に任せたいと思います。
◼「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ」作品別のネタ元
・検出数
出展作品 | 引用回数 | 分類 |
黄桜のCM | 1 | CM |
アルプスの少女ハイジ | 1 | アニメ |
ガンバの冒険 | 1 | アニメ |
機動戦士ガンダム | 1 | アニメ |
けいおん! | 1 | アニメ |
ゲゲゲの鬼太郎 | 1 | アニメ |
サザエさん | 1 | アニメ |
トムとジェリー | 1 | アニメ |
ドラえもん | 7 | アニメ |
ハクション大魔王 | 1 | アニメ |
美少女戦士セーラームーン | 1 | アニメ |
妖怪ウォッチ | 1 | アニメ |
ルパン三世 | 2 | アニメ |
フォレスト・ガンプ | 1 | 映画 |
プレデター | 1 | 映画 |
マーズ・アタック | 1 | 映画 |
007 | 1 | 映画 |
13日の金曜日 | 1 | 映画 |
エイリアン | 1 | 映画 |
オデッセイ(火星の人) | 1 | 映画 |
スーパーマン | 1 | 映画 |
大脱走 | 1 | 映画 |
時をかける少女(原田知世) | 1 | 映画 |
トランスフォーマー | 1 | 映画 |
バイオハザード(劇場版) | 2 | 映画 |
バック・トゥ・ザ・フューチャー | 1 | 映画 |
羊たちの沈黙 | 1 | 映画 |
マッドマックス | 1 | 映画 |
ミッションインポッシブル | 1 | 映画 |
ランボー | 1 | 映画 |
キノピオ | 1 | 絵本 |
ちびくろサンボ | 1 | 絵本 |
イロトリドリノセカイ(JUDY AND MARY) | 1 | 音楽 |
小麦色のマーメイド | 1 | 音楽 |
スーパーマリオブラザーズ | 1 | ゲーム |
天空の城ラピュタ | 2 | ジブリ作品 |
風の谷のナウシカ | 1 | ジブリ作品 |
千と千尋の神隠し | 1 | ジブリ作品 |
1Q84 | 1 | 小説 |
吸血鬼カーミラ | 1 | 小説 |
ウルトラマン | 1 | 特撮 |
恐竜戦隊コセイドン | 1 | 特撮 |
ゴジラ(初代) | 1 | 特撮 |
ONE PIECE | 1 | 漫画 |
ゴルゴ13 | 1 | 漫画 |
ジョジョの奇妙な冒険(第5部) | 1 | 漫画 |
ジョジョの奇妙な冒険(第3部) | 1 | 漫画 |
スラムダンク | 1 | 漫画 |
デビルマン | 3 | 漫画 |
天才バカボン | 1 | 漫画 |
ドラゴンボール | 2 | 漫画 |
北斗の拳 | 2 | 漫画 |
・分類別検出数
・作品別検出数トップ
ドラえもん 7回
ネタ探しをしてたら付箋紙がこんな事に…
ネタ元としてジャンプ作品が印象的でしたが、ドラえもんネタが1番多かったです。でも、「ジョジョの奇妙な冒険」は第5部派である事はヒシヒシと感じました。
一度読むだけではなく、2度3度と大変楽しめました。オタク心のある現在40歳付近の方にはドンピシャでしょう。¥1,400+taxでこれだけ楽しめるのは、私にとって本当に価値がある書籍でした。オススメします!
【書評】マイナス・ゼロ 著:広瀬 正
1970年に刊行された本書。国産のSFとして大変評価が高いと知ってはいたのですが、読んでみて納得。休む間も無く一気に読んでしまいました。もっと早く出会っていたらと思わせる傑作でした。
主人公の浜田俊夫は、中学2年生だった昭和20年に、空襲に巻き込まれた隣家の伊沢先生に、「18年後にまたここへ来て欲しい」と遺言を受け取ります。18年後の昭和38年に旧伊沢邸を訪ねた主人公は、タイムマシンで空襲を逃れて来た伊沢先生の娘と再会します。
主人公は伊沢先生の遺したノートから、先生を助けるために昭和9年にタイムトラベルするはずが、手違いで昭和7年に飛んでしまい、さらに手違いでタイムマシンを失う事態に。
舞台は昭和38年から昭和7年へのタイムトラベルで、タイムトラベル物で発生する矛盾(パラドックス)に突っ込みを入れながらも、それを良しとして話を構築しているので、細かいことを気にせず楽しく読めました。特に注目したいのが時代考証で、昭和7年当時の風景が想像できる細かい描写です。著作中は1960年代で、インターネットがある今よりも資料を集めるのは大変なはず。相当な情熱で取材されたと思われます。特に電子工学を専門とする私には、オーディオの描写の細かさに驚かされました。
本当に面白いんですよ。ただ、何が面白いのかよく考えてみると、これはリアリティを感じる、という考えに行きつきました。作中で描かれる昭和7年の風景は、色付きで想像できるような細かい描写。読んでいてもっと上手い方法があるはずなのに、と読者に歯がゆい思いをさせる展開。主人公は用意周到にタイムトラベルをしたわけではないので、行動にアラがでてしまうのです。そこにリアリティを感じてしまうからこそ、物語をはっきり感じ取ることができ、面白みを感じるのです。
不用意に過去にタイムトラベルをしてしまったら、誰でも未来人として上手く振る舞えるとは思えません。そして、時を超えて「あの時こうしていれば」という思いはいつまでも残るんですね。
主人公の浜田俊夫は飛ばされた過去からどうやって現代(昭和38年)に戻ってくるのか、空襲を避けて過去から送られて来た伊沢先生の娘はどうやって生きていくのか。
タイムトラベル物を読むと、人間の「生きている」という感覚は記憶の連続性で出来ていている事を感じます。日々の記憶を大事に生きたいです。
【ライドルート】Rapha Women's 100 Ibi リトライ
去る7/23に、全世界で"Rapha Women's 100"というイベントが開催されました。自転車アパレルのハイブランド"Rapha"が主催する、女性ライダーが同じ日に自転車で100km走る事を目標にしたイベントです。
RaphaアンバサダーであるTeam Rueda Nagoya代表の落合氏が主催となり、東海地方で開催されたのが"Rapha Women's 100 Ibi"です。舞台は岐阜県揖斐郡。昨年の愛知県新城市を舞台とした"Rapha Women's 100 Okumikawa"を妻が走っており、今年も妻が走って、私と息子はサポートカーとして参加する事にしました。
時折豪雨となる終始雨のコンディションの中、結論としては大変素晴らしいイベントとなり、20名を超える参加者がそれぞれのライドを楽しんだようでした。
完走した妻の満足気な顔を見て私も嬉しかったのですが、ずっと妻のお尻をにらみながらサポートカーに徹した結果、コースの風景をさっぱり覚えていないのです!
「俺も走りたい!」というわけでその翌週の7/30に、友人と連れ立って"Rapha Women's 100 Ibi"のコースを走ってきたのでした。
◼アクセス
名古屋市から名神高速を経由して60km強。スタートは岐阜県揖斐郡の「道の駅池田温泉」です。朝7:00台であれば名古屋から1時間程度で到着できます。帰りの名古屋方面は名神高速一宮の付近で渋滞しやすいので、2時間見ておいたほうがよさそうです。
◼ライドルート
「道の駅池田温泉」から山沿いを北上、揖斐川沿いに徳山ダムを目指して登り、時計回りで走ります。注意すべきは複数あるトンネルで、前後ライトが必須です。今回私は前に「CATEYE VOLT800」、後ろに「CATEYE RAPID3」を装着しました。
◼実際に走ってみた
・スタートから第1チェックポイント
"Rapha Women's 100 Ibi "と同じく、8:00頃に「道の駅池田温泉」を出発しました。7/23と同じく雨です。空は一面雲に覆われ、雨脚は強くなってきました。濡れたグレーチングに注意して走ります。走り出して気付いたのですが、「暑くない」のです。目に雨が入ってこなければ、日焼けする事もないし、身体が濡れても寒過ぎない。むしろミストシャワーのようで快適でした。
揖斐川の橋の上からは山の上が何も見えませんでした。
平地かと思われる位の軽いアップダウンを繰り返して、最初のチェックポイントである「道の駅藤橋」に到着です。全体を通して、スタートからのこの区間が1番交通量が多かったです。が、それでも少ないほうだと思います。ここはトイレが綺麗でした。トイレ入り口が自動ドアで珍しいなと感じました。
雨です。
ここも温泉併設の道の駅で、足湯としっかり入れそうな温泉施設があります。
まだ9時過ぎだったので開いていませんでした。
・藤橋城へ
「道の駅藤橋」を出て国道303号を北上します。しばらく走ると右手に「藤橋城」の看板が見えてきます。気になっていたので今回は立ち寄りました。
お城が建っていますが、プラネタリウムの外装だそうです。隣に小さな天文台があり、プラネタリウムで予習して夜に天体観測するイベントとかがありそうです。近くにキャンプ場があればぜひ利用してみたいのですが、それらしいものは見つかりませんでした。
駐車場には意外と車が多く、隣に御食事処もあります。夏休みの親子連れと思われる家族を何組か見かけました。
・徳山ダムへ
「藤橋城」を出てさらに北上します。
7/30にもかかわらず気温は24℃!ものすごく快適です。小雨は降っていましたが、全然気になりません。
「藤橋城」から約5km登ると貯水許容量日本一の「徳山ダム」につながります。
デカい。
ダム湖が広く、先が見えません。
ダムの管理事務所でもらえる、一部で話題の「ダムカード」ですが、徳山ダムの管理事務所は日曜日も昼間は開いていて、入り口すぐの受付でもらえます。
・ダムカレーを食す
"Rapha Women's 100 Ibi"の時は食べられなかった「ダムカレー」をお昼に食べることに。「徳山ダムカレー」が食べられる「徳山会館」は、ダムを出てすぐの「漆原乙女隧道」を通ってすぐ左折です。
トンネル出口に小さくオレンジ色の看板があります。ここを左折です。
建物が立派なのですが、驚いたのが建物内が土足禁止です。
サイズが充実したスリッパがたくさんあります。思い切って靴下も脱いだのですが、お陰で食事中爽快でした。
徳山ダムカレー(¥900)は米の「ダム」の間を「放流」するタイプでした。中辛でんまい。
ぺろりと平らげました。
メニューに「地獄」と名がついた定食がありました。気になるので次回はこれにしたいと思います。
・ピークから折り返し
昼食を終えると雨は止んでいました。
「徳山会館」を出て橋を渡り、トンネルを抜けると写真の場所に出ます。
小さく写っている看板の通り、「根尾」方面に右折します。
ここから先はピークまでこんなのや、
こんな登りが続きます。
私はこういう登りが一番好きです。緑が濃厚で、路面が濡れていたこともあり空気の粘度が高い感じがしました。斜度はきつくなく、グイグイ登れます。
これは"Rapha Women's 100 Ibi"で撮って頂いた写真ですが、このトンネルがコースのピークになります。
このトンネル内は照明がありません。「徳山会館」を出る当たりからライトを点けっぱなしでも良いかもしれません。
・第2チェックポイント
トンネルを抜けると第2チェックポイントまではほぼ下りです。気分のいい下りが続きます。
しばらく道なりに進んで、「根尾谷断層」の看板が見えたらもうすぐ右折です。
この看板の県道255号線へ進みます。かなり気持ちよく下れるので、よく見ていないとスルーしそうです。
県道255号線に入ってすぐの「地震断層観察館」の駐車場が第2チェックポイントです。
駐車場に、「喫茶マグニチュード8.0」という恐ろしい名前の喫茶店があります。
ナマズの絵の看板の小数点が消えており、 "Rapha Women's 100 Ibi"当日に息子が「マグニチュード80になっとる!」と激しくツッコんでいました。営業中みたいなのですが、怖くて入れませんでした・・・・
ちなみに、"Rapha Women's 100 Ibi"当日の私と息子の昼食は、この「喫茶マグニチュード8.0」からほど近い「天狗そば・樅の木」で食べました。
天ぷらそばです。地元の人と思われるお客さんでいっぱいでした。女性店主1人で営業されているそうで、店主本人が手打ちした蕎麦だそうです。「天ぷらが野菜だけですけどいいですか?」と聞かれましたが、満足の味でした。
・県道255号線から県道40号線へ進む
第2チェックポイントを出て南下します。途中のこの三叉路が少しわかりにくかったです。ここを右に進みます。
しばらく山間の快走路です。ところどころ「樽見鉄道」の線路とニアミスしながら進みます。この日、遠目に電車が走っているところが見えました。「樽見鉄道」は1時間に1本のダイヤ。見れたらラッキーなのかも。
県道255号線は、県道40号線につながります。この突き当りを右折します。
・立ち寄りスポット「谷汲山華厳寺」
"Rapha Women's 100 Ibi"当日は大雨だった事と、妻を追いかけていたこともあり全然気が付かなかったのですが、県道40号沿いにこんな山門を発見しました。
山門を抜けて進むこと約1km。
全然知らなかったのですが、かなり由緒ある観音寺で、山門から本堂までの参道にはお店が並び、駐車場もやたらとデカかったです。時期が時期なら相当な賑わいになると思われます。山門から南にすぐのところに温泉もあり、ここをスタート・ゴールにしたルートを組むのも楽しそうだと思いました。ここもまた来たい。
・「乙原トンネル」を抜けて池田温泉を目指す
「谷汲山華厳寺」からさらに県道40号線を西に進み、「乙原トンネル」を抜けると、コースの周回は終わりです。ここから「道の駅池田温泉」を目指します。
何気にこの序盤と終盤で走るこの区間が絶妙なアップダウンで、終盤意外と脚を削られます。
こんな茶畑の間を通ります。左手には茶畑の先に池田町の町並みが見え、なんとも言えない風景が広がります。走り出した時は雨だったのですが、すっかり雨も上がってテンション高くゴールを目指せました。
◼走り終わったら風呂!
すっかり気が抜けて写真を撮るのを忘れていましたが、「道の駅池田温泉」のすぐとなりに「池田温泉新館」があります。泉質はアルカリ泉で、入泉料が¥500と安くぬるめの露天風呂が気持ちいい。
雨のライドの直後に温泉に入れるのは控えめに言って「最高」でした。
サイクリングのスタート・ゴールを温泉地にするのは今後のテーマになりそうです。
◼コース全体の感想
一通り走ってみて、初心者から少なくとも私のような中級と呼べるレベルの方まで幅広く楽しめる見事なコース設定と感じました。
コース内に公衆トイレも確保しやすく、補給食さえしっかり持っていれば困ることはないと思います。かといって楽なルートではなく、しっかり負荷がかかりました。
見どころが多く、イベントのためにほぼ100kmとなるコース設定は、入念な調査によるものだと思います。改めてコース設定をした"Team Rueda Nagoya"と、イベントを設定してくれている"Rapha"に感謝したいと思います。
また、コース内のほとんどの施設にバイクラックがありました。
「西美濃サイクルツーリズム」のステッカーが貼ってあります。地域全体にこういう設備が整っていて、スポーツサイクリングを楽しむ方には大変快適に楽しめる地域だと思います。
交通量も徳山ダム付近は少なく、舗装もしっかりしていて余裕を持って走れます。
寄り道もしてトータル110kmの1,000mアップ。歯応えのあるサイクリングコースとしてぜひオススメします。紅葉の季節にまた行きたいと思います。
・・・帰宅後、GPSのログをSTRAVAにアップして気がついたのですが、何箇所かの登りのセグメントで妻のほうが早かった事が発覚しました。サイクリングペースで走っていたとはいえ(言い訳)、場所によっては10秒以上の差をつけられていた事に驚きました。昨年の"Rapha Women's 100 Okumikawa"では制限時間ギリギリのゴールだったのが、1年で強烈な伸びを見せつけてくれました。このままだと小デブな私は登坂では妻に置いていかれるということか・・・
夏は雨でも準備さえしっかりしていれば楽しいサイクリングができることを知った今、妻に置いて行かれないように精進したいと思います。
【雑記】子供の(大人も)プログラミング学習に「マインクラフト」が良さそう、という話
将来の夢は「八百屋さん」だった小学2年生の息子が、最近「早く大学に行ってロボットの勉強がしたい」と言い出しました。技術系の仕事をしている私としては黙っていられない話題。しかし、家庭でロボットのハードウェアで遊ぼうとなると、それなりの場所と、工具の取扱いが必要になります。
場所の確保は別問題として、下手に扱うと後遺症が残る可能性があるのが工具類。小学2年生の時に刃物の取扱いを誤って左手に若干後遺症の残る深い傷を負った私としては、当分の間私の監督無しで使わせることはしたくありません。
何らか関係するネタを求めて書店に行った結果、こんな教科書を発見しました。
親子で楽しく学ぶ! マインクラフトプログラミング (ぼうけんキッズ)
- 作者: Tech Kids School,株式会社キャデック
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2017/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
パソコン用の「マインクラフト」であれば、Mod(拡張ソフト)を導入する事でプログラミング学習が出来るという触れ込みです。
ロボット製作はハードウェアだけではなく、ソフトウェアも重要。これなら私が不在の時でも、妻の監督で続ける事が出来そうです。調べると他にもマインクラフトでプログラム学習ができる方法はあるようですが、とりあえず最初に目についたこれから始める事にしました。
リリースされてから約6年、ついに我が家も「マインクラフト」を導入する事に。
今回のエントリは、「マインクラフト」で「ComputerCraftEdu」というModを利用したプログラミング学習についての私の経験談です。
◼︎導入した事で良かった点
・見た目がわかりやすい
詳細は別途記しますが、「マインクラフト」でプログラムを組む際の画面が以下の写真です。
この左側のマス目に、右上にあるタイルを並べるようにしてプログラムを組みます。プログラムを組む上で重要な「関数」に当たるものは全てタイルで表現されるので、何が出来て何が出来ないのか明確です。
タイルを置くと、次のタイルを置く場所の色が変わり、作業を促してくれます。
この場合10回ループのfor分を組もうとしています。
条件分岐であるif文や、ループ処理のfor文の場合は「インデント」された場所の色が変わり、プログラムを実際に組む方なら納得できる作りになっています。
タイルで組んだプログラムのコードを見る事も出来ますが、この場合はあまり必要無いでしょう。実際プログラムをキーボードで打つ「コーディング」で拒否反応が出てしまう方もいると思います。コーディングは根気がいるので、その要素を排除できるだけでも子供には導入しやすいと感じています。
・プログラムを組んだ実感が得やすい
私は元々ハードウェアが専門で、ソフトウェアの知識はC言語の最低限程度。普段プログラミングする事があるのは仕事用のツールを作るExcel VBAで、パッケージソフトの開発経験はありません。プログラマとしてはレベルが低い部類です。
レベルが低い私が考える、C言語等のプログラミング言語を学ぶ際のハードルは「出来ている実感が得にくい」事だと思います。
よくC言語の教科書の最初にあるのが「Printf」で「Hello World」と表示させるもの。
確かにプログラミングの基礎ですが、ぶっちゃけ出来たところで「で?」という感じです。正直この程度では面白さなんか分からないと思うのです。1行だけ文字がピロッと出てくるだけですし。
さて、「マインクラフト」で「ComputerCraftEdu」を使用した場合は、組んだプログラムでこの
「タートル」が実際に動きます。
プログラムを組むことでこの「タートル」を動かしたり、穴を掘らせたり、ブロックを置かせたりできます。
例えば、
「ブロックを置いて前に進む、を10回繰り返す」というような事です。
「タートル」をプログラム通りに動かせる事がわかると、積木が自分の指示で動くような感覚というか、ビジュアルイメージがわかりやすいので実感が得やすいと感じました。実際自分が組んだプログラムで「タートル」が動くと息子は大喜びでした。
また、「ComputerCraftEdu」が「インタプリタ型」であることも重要だと思います。
いわゆるC言語のような「コンパイラ型」と比較して、速度は遅くても即プログラムの動きが確認できるのは、子供や私のような飽きっぽい大人に向いていると思います。
・参考文献が多い
導入に当たっては、インターネットでちょっと調べるだけですぐに資料が見つかりました。大人気のゲームだけあって、情報も豊富です。Googleで普通に調べれば問題なく導入できると感じました。
・プログラミングに飽きても普通に遊べる
「ComputerCraftEdu」を使用するためには、「クリエイティブモード」で遊ぶ事になります。この時、使用するブロックは無制限になるので、根気さえあれば作りたい物に制限がない状態になります。
プログラミングに飽きたら、そのまま思い通りに作る遊びに切り替えればよいのです。
実際息子も1週間位で、プログラムに飽きたら自分でせっせと建物を作り、建物を作っている最中に「ココはタートルに作らせよう」とプログラムを組み、タートルが動いている最中に自分もブロックを積み上げるという並行作業をこなすようになりました。
今はfor文とif文を使い分けていますし、やはり「遊んで楽しい」というのは学習効果が高いと感じました。
◼導入に当たっての不満
・ペアレンタルコントロールがうまく行かなかった
「マインクラフト」はゲームの履歴をクラウドに保存する仕組みになっているので、インターネット接続されたPCである必要があります。
我が家のパソコンはMAC mini(Late2012)で、息子のインターネット利用に制限を設けるためこれまでペアレンタルコントロールを設定していましたが、「マインクラフト」を導入してみると、アプリケーション起動の度にゲームサーバーへの接続許可を求めてきます。ゲームサーバーへの常時接続許可を設定しても、何故か起動の度に接続許可を求めてきて、これでは私が不在の時に遊べません。
残念ですが自分の技術不足を認めて、現在はペアレンタルコントロールを外しています。今後の追跡調査が必要ですね。
結果、
・デスクトップには「マインクラフト」以外のアイコンが表示されない
・私が不在の際は必ず妻の監督のもと遊ぶ
という条件で稼働することにしました。
・少しインストールが難しかった
「マインクラフト」のインストール後、「ComputerCraftEdu」のModインストール前に、「FRRGE」という「Modを導入するためのMod」をインストールする必要があります。
「FRRGE」をインストールした後に、「ComputerCraftEdu」のインストールが、通常は隠しフォルダになっているフォルダにインストールする必要があり、少し手こずりました。ただ、インターネット上に参考文献はあるので、ある程度の知識がある方であれば問題ないと思います。
◼使用環境
・使っているPC
我が家のパソコンは現在Mac mini(Late2012)しかなく、決して目新しい環境ではありません(むしろ時代遅れ)。具体的に記しますと、
本体 :Mac mini (Late 2012)
OS :OS X El Capitan(Ver.10.11.6)
メモリ :4 GB 1600 MHz DDR3
グラフィックス:Intel HD Graphics 4000 1536 MB
です。
この環境で全く問題なく動いています。ただ、「マインクラフト」を遊ぶ場合、Apple 純正である「Magic Mouse」では、
・息子の手では右クリックが上手く反応してくれなかった
・スクロールが過敏すぎて上手く操作できない
という問題点がありました。
というわけで、
マウスを買いました。
名古屋のヨドバシカメラで税込み¥2,480。Logicoolのm558です。Mac対応とうたってあるBluetoothマウスです。導入の結果左と右のクリックの違いがわかりやすくなり、適度にクリック感のあるスクロールホイールで、ゲーム中の作業がしやすくなりました。安いし入手性も良くオススメです。
・費用
前述のマウスを買ったことを除けば、アカウント購入費用の¥3,000のみです。
データはクラウドに保存されるため、「マインクラフト」がインストールされているPCでであればどこでも遊ぶ事ができます。
これを高いと取るか安いと取るかは人次第だと思いますが、私は安いと感じました。
パソコンはもともと家にありましたし、新たにゲーム専用機を買う必要も無い。子供と
遊べる準備資金としては十分安い部類に入ると思います。
◼実際に遊んでみると
では、実際に「土を3マス掘って3マス進む」をプログラムしているところを動画にしてみました。収録が上手くいかず音声はありません。
動画の作業フローとしては
1.タートルを置く
2.タートルを置く向きが間違っていたので左に90°向きを変える
3.新しいプログラムを選択
4.forループで「土を3マス掘って3マス進む」を並べる
5.「Run」ボタンで動かす
6.「タートル」が動いて土を掘る
という流れになっています。
「ツルハシ」のタイルが「掘る」で、緑の矢印が「前に進む」です。
以上のように簡単にプログラムが組め、動作の確認もしやすいです。
もちろん、こんなプログラムでは実際には役に立たないのですが、息子には「実際に動く」という事が響くようで、「スゴイ!」となりました。
実際に大人がやってみせることで、子供も「やれそう」という気になりますし、大人自信も自分が思ったように「タートル」が動くかどうか、頭の体操になります。
◼結局プログラミング学習に良さそうなのか?
結論としては、「かなり良さそう」でした。
プログラムを組むことの成果物がわかりやすく、もともと積木やレゴが好きな息子にはぴったりでした。飽きずに遊んでいて、教科書に書いてある事も自分で読んで進めているようです。私が小学生の時にファミコンソフトの攻略本に興奮したような感覚なんでしょうか。
「マインクラフト」の情報は、検索すればいくらでも出てくるので、情報を集めるのには困ることは無いと思います。純粋に遊ぶだけでも面白いですし、気が向いたらプログラムを組むこともできます。個人的に遊んでみて大いに楽しめています。一緒に遊べる時間が作れたら、「こんなの作ってみたらどうだろう」と息子と相談しながら遊んでいます。
プログラマとして低級な私が言うのも何ですが、プログラムを学ぶ上で言語の記述方法を学ぶことは確かに重要です。が、本質は「やりたいことへの筋道の立て方を考える力」と「与えられた材料で目的を達成する力」だと考えています。逆に言語の文法を理解したとしても、そもそも作りたいモノ、作る必要が有るものが無ければプログラムは組まない(組めない)ですし、筋道(ストーリー)を考えられなければバグの元になってしまいます。また、おそらくどのプログラム言語でも仕様上の制約があると思います。その制約を理解した上で目的を達成する「工夫する力」を鍛えないと高度なプログラミングはできないし、逆に何をしたらいいか分からなくなると思います。例えるなら、サッカーでハンドが許可されたら(ルールが無視されたら)絶対意味不明なスポーツになるはずです。
それに、息子が将来自分でロボットを作り、プログラムを組む道を選ばなかったとしても、プログラムを組んで遊んだ、という経験自体が他の分野にも生きると信じています。人生の可能性を広げる一助としてゲームソフトが使えるなんて、なんていい時代だろうと感じます。
家にパソコンがある前提になりますが、「マインクラフト」でのプログラミング学習は、すでに遊んでいる方には新しい遊びになると思いますし、まだの方にはきっと遊べる要素が盛りだくさんです。ぜひオススメします!
【書評】後は野となれ大和撫子 著:宮内 悠介
日本SF大賞の受賞暦がある宮内悠介の著書は初めてです。Facebookのタイムラインで本書を知り、Kindle版ならすぐに買えるので購入。その日のうちに読んでしまいました。
中央アジアの架空の小国アラルスタン。後宮(ハレム)の制度があり、初代大統領は文字通りの後宮と、大統領諮問機関としての役割を担わせ、さらに女性を囲うことに興味がなかった二代目大統領が、戦火等で行き場を失った女性を出身国問わず受け入れ、高等教育機関としてそれを発展、国力を養う場としている設定です。
2代目大統領が暗殺され、国の危機であるのに政治の中核を担っていた男たちは逃げ出し、まさに国が倒れようとするその時、後宮の女性達は自分達の居場所を守るため臨時内閣を組閣し、国を守るための戦いを始めます。
正直私は中央アジアの歴史や情勢に疎く、作中の設定は馴染みがない物ばかりなので、設定に細かく突っ込みを入れずに純粋な娯楽作品として読む事ができました。冒険活劇というべきなんでしょうか。戦い、駆け引き、窮地に追い込まれる主人公、運命的な出会い、など盛り沢山です。
と、ここまでは安っぽい紹介しかできないのですが、私なりの本書の面白さを考えた時、「ニヤニヤしてしまう」だと思います。
正直いろんなものを詰め込み過ぎだと思うんです。でも、作中に詰め込まれたものが多いため、どれかが引っかかってニヤニヤしてしまう、そんな感じです。アマゾン等の紹介文を読んで本書を「読んでみようかな」と考える方は、何らかの「オタク気質」を抱えていると思います。それがどんな方向性であっても、作中の何かがその「オタク気質」に引っかかると感じました。私は「オタク気質」を「マイナなものを愛する心」と捉えているのですが、そもそも読書自体がマイナな趣味なので、つまり本書は読書が好きならきっと楽しめるはずです。
「オタク気質」を抱えすぎている私にはニヤニヤしてしまうシーンが多かったと同時に、唸るシーンもありました。特に「三権分立」の下りはしびれました。ここはぜひ実際に読んでいただきたいと思います。
相当綿密な取材に基づいたと思われる情報量で、重たいテーマながら勢いよく、明るく物語が進んでいきます。
自分の中に何らかの「オタク気質」を抱えている方に、本書を強くオススメします!
・・・そんなに「オタク気質」」を抱えていない人にも、きっとオススメできると思います。多分。
【自転車実験室】スポークを1本だけ交換する
大変楽しんだ「白州の森バイクロア3」で、前輪のスポークをキャンプ用の椅子にぶつけてしまい、曲げてしまいました。
見ての通りバッチリ曲がっています。このため、ホイールは振れてしまい、さらに一度テンションをかけたスポークを曲げてしまったので、ここからニップルを回して振れ取りしたらスポークかリムを破壊してしまいます。
という訳で修理です。
◼︎スポークは1本なら安い
計算したスポーク長は全て記録を残してあるので、それを元にスポークを買いに行きます。よく行く自転車店CirclesとCulture Clubはどちらも1本から売ってくれるのでこういう時に大変助かります。
Philwoodの#14ストレートスポーク1本と真鍮ニップル1個で¥90でした。
◼︎スポークの交換
今回、スポークの交換にあたり1つ試したい事がありました。
「チューブレスリムテープを交換しないで出来ないか?」という事です。現実的には無理なので、対象のスポーク穴のみリムテープに穴を開けて、パッチを当てる様に出来ないか?という事です。完全に推奨外でケチ臭い作戦ですが、とりあえずやってみます。
タイヤを外して対象のスポーク穴のリムテープをカッターでくり抜きます。
穴が空きました。
実はすでにこの時点で思惑に対しては失敗の予感です。以前に後輪の交換の際、タイヤのビードが乗っかる丘の部分(ハンプと言うそうです)にスポーク穴が被って、そこで変形したリムテープからエアが漏れることに確信を抱いたのですが、前輪もわずかに穴がハンプに被っています。
OC(オフセンター)ではない前輪も、スポークが可能な限りハブに直線的に伸びる様に、角度がつけてあります。これを「穴振り」と呼ぶそうです。
この影響でリムの外周側の穴が中心からズレて、ハンプに被ってしまう事になります。
しかし被っている量はわずか。淡い期待を抱きながら作業を進めます。
取り外したスポーク(右)と新品のスポーク(左)を比べると、「これでもか」というぐらい曲がっているのがわかります。テンションを抜いて初めてこれくらい変形していた事がわかりました。
ホイールを組む時、良くニップルをリムの中に落として取り出すのに難儀したので、余ったスポークでニップルの呼び込み工具を作りました。
以下の写真のように使います。
新しいスポークをハブ穴に通して、うまいこと目的の穴まで持ってきて、ニップルを軽く回して仮組みです。ラジアル組みならスポークを通すのに悩む必要はありませんが、いわゆるタンジェント組ではスポークを通すのに若干難儀します。
仮組みできました。
組み直す度に感じるのですが、シマノのDULA-ACE9000系のハブはハブ穴が小さく、#14のスポークを通すのがギリギリです。スポークのネジ山が引っかかって本当に通しづらい。本来は#15を通す前提の設計なのかもしれません。果たして現在77kgある私の体重で、#15のスポークがシクロクロスで耐えうるのかは別途計算してみたいところです。
スポークが通せたので、振れ取り台にセットして本締め、振れ取りです。
我が家の振れ取り台はミノウラのFT-1なのですが、安価故に支柱を閉じる機構がなく、振れ取り中にグラグラします。なので、クイックレバーで締めて作業をしています。
これが微妙に面倒で、ParkToolsの振れ取り台のような剛性の高い振れ取り台が欲しい...
交換するスポークが1本だから1本だけ締め上げれば良い、というわけではなく、経年劣化したスポークの中に1本だけ新品のスポークを混ぜるので、全体のバランスが狂います。全体を少しずつ締めて振れを取り、ホイールをしごいてまた振れを取り、これを繰り返してセンターを出します。
振れも取れ、センターもバッチリ出ました。
以前はミノウラのFT-1についていたセンターゲージを使用していましたが、今はCulture Clubで取り扱っているUNIORのセンターゲージを使っています。
メリットとしては、
・タイヤが付いた状態でセンターが確認できる
チューブレスレディリムはタイヤの付け外しが面倒ですし、未だ使ったことが無いチューブラーなら言わずもがなです。
・私の作業方法である「クイックレバーをつけたまま振れ取りする」場合に使いやすい
ホイールセンターを確認するために、ハブ軸に当てる金具に切り欠きがあり、クイックレバーをつけたままでもしっかりハブ軸に当てる事ができます。
という以上2点から結構気に入って使っています。
◼タイヤを嵌め直す
タイヤを嵌め直す際に面倒なのが、固まったシーラントを取り除く作業です。
私はまず水洗いしてヌメリを取り、その後手のひらで擦って落としています。もっと楽な作業方法が無いものか、今後研究の価値がありそうな作業です。
さて、今回のケチ臭い作戦です。リムテープを、穴が隠せる程度に小さく切りました。
チューブのパッチ当てのイメージです。
周辺をきれいに拭き取り、テープをしっかり張ります。
ちゃんと穴が塞げているように見えます。
で、この後タイヤを嵌め直して、シーラントを入れてエアを入れます。
・・・失敗です。エアを入れるのはGIANTのCONTROL TANKを使用しています。
何回か試して、リムテープのパッチ当ての箇所以外からエアが漏れている音がします。
当初の予想通り変形したリムテープからエアが漏れていると考えられます。リムにもよると思うのですが、やはりA23でチューブレス運用の場合、リムテープはタイヤ交換のたびに張り替えるのが理想のようです。
古いリムテープを剥がして、新しいリムテープを1周張って、再びエアを入れます。
今度はパチパチとビードが上がる音がします。ピューという高い音はバルブの組み付けけが甘かったせいでバルブの根本からエアが漏れていた音でした。後からバルブの根本を締め直して、追加でエアを入れ直して完了です。新品のタイヤの様に気持ちよくビードが上がってはくれませんでしたが、すでに2シーズン使っている上に5、6回付け外ししたチューブレスタイヤのビードが上がってくれるのはタイヤの耐久性設計が良いからだと思います。
というわけで、修理した箇所はきれいにまっすぐなスポークになりました。
が、この後のブレーキ調整の途中にもう1本曲がっているスポークを発見してしまうのでした・・・
1本目の曲がり方が分かりやすかったせいで見落としていました・・・これだってよく見ていたらすぐに気付けたはず。「あっスポーク曲がってる修理しなきゃ」で短絡的に1本だけだと思い込んだマヌケっぷりです。
1本曲げたら他にも曲がっている可能性があるのは当然なのに、チェックが甘かったです。作業前の丁寧な点検は仕事も趣味も一緒ですね。恥ずかしい。
とりあえず振れは取れているし、センターも出ているから直近の使用では大した問題では無いのですが、このままでは気持ち悪いので近いうちにこれも修理します。
◼まとめ
最後に私のマヌケっぷりが露呈したのですが、自作の手組みホイールの利点として、スポーク1本だけの修理が自分でできる事が上げられると思います。面倒な作業の部類に入ると思うのですが、私は大好きです。ただ、それなりの時間が必要なので失敗すると更に時間がかかってしまうので、それが一番面倒です。
・チューブレスレディリムのリムテープは毎度交換したほうが良い
・スポークを曲げてしまったら、他にも曲げていると考えよ
・趣味でも(趣味こそ?)作業前点検は大事
まあ面倒なのは私だけなので、また作業ができて練度が上がる、と前向きに捉えてしまうことにします。 今度はミスなく作業を進めたいな。